歩いているとあちらこちらからふわふわと金木犀の香りが漂う秋です。
先日、久しぶりに1日お休みがとれた週末に、子供たちと敷地調査を兼ねて近江八幡へ行ってきました。
混み合うことと午後からの雨を想定して、朝早めに到着し、
人があまりいない街並みを楽しみました。
ときどき足を止めては犬矢来の意味や木板張りの経年変化の美しさなどを話しながら、
やっぱり落ち着くよねぇと癒されながらの散策。
まだ開店時間になっていないかわいい雑貨屋さんやカフェのメニュー看板に目を奪われる子供たちに
あとでまた来ようねーとスルーしながら向かったのは、旧西川家住宅。
高い天井と大きな梁、明るすぎない光や座敷から見える切り取られた庭の景色など、
奥ゆかしい佇まいは時代を超えるものがあるなぁと惚れ惚れします。
子供たちが飽きてきたあたりで中島多吉商店さんという骨董品屋さんへ。
古い絵葉書やピンバッチ、模造刀や古いコイン、柱時計など趣のあるものがたくさんあり、
何に使うというわけではないけれども、どれにしようかなとついつい長居してしまう魅力いっぱいのお店。
歴史好きの息子が模造刀と古いお金をお小遣いで手に入れ、満足そうにぐるぐるに梱包された重い刀を抱えていました。
ウロウロと歩きに歩いて堪能した後は、千成亭であつあつほくほくの近江牛コロッケを。
心も身体も温まる1日でした。
NANAE